はい、霊的なトラブルが続いて、何十年も運が悪い人が言いがちな一言。鑑定していると、30人に1人くらいの割合でいらっしゃいます。。。「こんな不運続きで、私以外の人だったら死んでます」うん、そんな事ないよ。安心して(笑)
理由ですが、神様は乗り越えられる人に試練を与えるものですが、どうもそれは、人格や能力を見て決めているようです。つまり、同じ能力を持ってて、人格も問題なければ、同じような試練に見舞われることがあり。当然、持っている能力が同じなら、同じような方法で切り抜けてしまえるのです。つまり、自分以外でもちゃんと生きてます。
でも、つい言いたくなるこの言葉。
なんでかって、「こんなえぐい試練を乗り越えた私、特別」って思いたいからです。
そして、そんな自分を誰かに認めて欲しいから。
おごりですね。
でも、そうでも思わないと、心のバランスが取れないことも、世の中にはありまして。次々襲ってくる理不尽な事件には、「何か意味あるかも」「私が特別だからこんな目に遭うんだ」って思わないと、さすがにやってられません。だって、50年で100件ももらい事故遭って、すべてで自分が悪者にされてるのに、そこに何の意味もなかったら絶望したくなりませんか?
とはいえ、こうしたおごりに付き合う必要はありません。
彼らの心を支える意味では認めてあげた方がいいのですが、これを一回認めてしまうと、際限なく依存してきて支えきれなくなると、こちらが悪者にされるからです。私の場合は、「私以外だったら死んでると思います」と言ってきた時点で、「自分を可哀想だと思う余裕はあるんですね」とけん制入れます。むごいようですが、自分を可哀想だと認めてしまうと、自分の足で立つことができなくなってしまう。そちらの方がむごいです。
心の仕事やってると、こうした方が来ますので、そうしたときは、笑ってスル―してください。一回認めて、目標を立てさせようとした時期もあったのですが、残念ながら彼ら、彼女らの狙いは「特別な自分を、相手本人の意思で肯定してもらうこと」です。霊的な意味を探しまくる、自称能力者さんと一緒ですね。無駄ですので、関わらないのが一番。
というわけで、綺麗じゃない心のお仕事の話でした。
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