「直感力を鍛えましょう♪」「占いに必須の直感力」なーんて文言がココナラ内で氾濫しているのを見つけまして。
んな訳あるか(-”-)
というわけで解説です。
たとえば、これ。
ある時期の新月リーディングなのですが、この絵それぞれを見て、どんなことを思いつくでしょうか?
たとえば、左側の「塔」。
あまり高い建物じゃありませんが(ヴィスコンティの作られた時代には高い建物はまれだった)、人が落ちてて、火事になってますよね。
これは周囲の状況として出たカードなのですが、ここから思いつくこと。。。たとえば、「火事」「人が落ちてる」といった情報が自分の経験と結び付くと、「火事のようなトラブル」「誰かが転落する」=大変な状況だ→という読みになります。このプロセスでは、いくつかのプロセスを省略して「ピン」とくることも多く、それが当たってるものだから、とっても不思議に感じると。
でもって、右の「星(逆)=希望の逆」が自分の状況で、相手の状況が「塔=崩壊」なもんだから、「希望の逆」と「崩壊」=まきぞえ?という読みもできてきます。こうした「ピン」とくるものが「直感」と呼ばれております。
が。
それ単なるひらめきだから。
心理学上、ひらめきは様々な情報がプロセスをふっ飛ばしてつながることにより生まれるとされますが、タロットの「直感」なるものも、色々のプロセスをすっ飛ばしてカードと自分の状況がひっつくから、的確な答えが出てきます。
つまり、単なるひらめきを「直感」なんて言い変えて、さも不思議な力で当たるように見せかけてるだけ。
ひらめきなんて、誰だってありますし、インプットする経験の種類と量を増やせば鍛えることも可能です。つまり、タロットとにらめっこすることも大切ですが、それ以上に色々な経験を積めば、それらと読みが結び付いて、まあまあ当たるようになっていくのです。
(だから「年配の占い師ほど当たる」という俗説が存在します)
というわけで、タロットには霊感も直感もいりません。
ご注意ください。
卑弥呼の鏡占い
ルーンキャスティング
霊感開発は危険
彼の気持ち占いダメ、ゼッタイ
将来の出会い占いダメ、ゼッタイ
思念伝達ダメ、ゼッタイ
タロットの間違った俗説
自分で自分は占うべきか
副業インチキにツッコミ
インチキ業者が飛び込んできた
占いと霊能は別物
子どもに占いは必要ない
大事な人は占うな
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