はい、先日から「パワーストーンがあるのに、何でパワーウッドがないのか?」を標榜して研究に励んでおりますが(仕事しろw)、その過程で、分かったことがありますので紹介します。
木に注目した理由
古代エジプトでは、レバノン杉は死者の棺桶や、王の船を作るのに珍重されてきました。腐りにくくて長持ちする材料だったのですが、霊的世界でも珍重されたわけですね(単に、日常使うものの延長だったとも考えられるが)。
さらに、香りが邪気や病気を取り払うとして、ハーブを護符として使う習慣は、洋の東西を問わずに見られますし、木を信仰する習慣は、世界中いたるところで見られます。お釈迦様の聖木として、菩提樹が信仰されてきましたし、西洋でもオークやトネリコを崇拝していた時代がありました。
日本でも、伽羅(きゃら)や白檀(びゃくだん)などの香木が、宗教儀式で使われた歴史もあります。黒檀、紫檀、鉄刀木(たがやさん)など、緻密で長持ちする外来の木は唐木(からき)と呼ばれますし、柿やツゲなど、硬い木を高級家具や、家の装飾品として珍重していた歴史もありました。←高温多湿だから、やわな木だと腐るせいでしょう(^^;)
さらにさらに、諏訪大社名物の御柱ですが、古い御柱の木は、お守りとして使われることがあります(町内でもらってくるのか?)。そして、木を使った神社のお守りも、日本各国で見ることができます。
こうしたことから、木や植物に霊性を見出し、護符として使えないかと考えました。とくに、効きが穏やかであることを生かし、金属や石だと強すぎて、体調不良を引き起こしてしまう人が持てればいいなと思いました。
木と石の護符での検証
というわけで、検証です。今回は、石と木それぞれの効果を調べるため、量の多いネックレス仕立てにしてみました。なお、こちらに科学的根拠はない上、サンプルは1(私だけ)です。読み物としてお考え下さい。
上が翡翠(ビルマ産AA+)
下が紫檀
石は、東アジアでとくに珍重された翡翠(ジェダイト)、木は紫檀のビーズを使っています。石のネックレスは1.5m、木のネックレスは2mにしてあります。木の方が長いのは、出力が弱めだから。
方法としては、どちらもコンロでエネルギーをニュートラル状態にした後、気を込めてみて、それぞれの違いを確かめます。また、1日付けた状態で起きる現象についても、調べてみました。
分かった事
- 石は短時間で大量のエネルギーを吸い上げる
- 木はエネルギーを吸うのが遅い→効果が出るまでに時間がかかる
- 石はエネルギー切れを起こすのが早い
- 石は負のエネルギーをもろに吸いやすい
- 木は負のエネルギーを吸収しにくい
- 木だとエネルギーが切れにくい
- 木にも石のように、精神に及ぼす効果がある?
こんなところでしょうか?
実は、翡翠と紫檀を選んだのは、どちらも高貴さに関わるためです。翡翠は昔から、高貴な人のアクセサリーとして中国で珍重されましたし、紫檀は高級家具に使われるほか、柱などにもなっております。ですから、どちらもそれに関する効果が出るかなと(^^)
実際、翡翠は穢れを寄せ付けない清らかさを感じましたが、紫檀は誰とも交わらない、孤高さを感じました。きっと、虫を寄せ付けない性質も関わっていると思われます。
石と木の違い
金属は、結晶が規則正しく並び、その間を電子が飛び回っている構造をしております。石も、色々な鉱物が混ざってない、結晶の状態のものは、この金属のように規則正しく粒子が並んでいます。ただし、金属と違い、石の場合は共有結合(電子を出し合ってくっついている)からなるものも多く、金属ほど電気的なエネルギーが流れていきません。(電子が飛び交ってないから)
そういう意味では金属の方が、術をやる際にエネルギーを流しやすい。ただし、経験上石の方が流れずにとどまるかな、と思っております。
一方の木ですが、セルロースと呼ばれる、炭水化物からなります。炭水化物も共有結合なので、原理的には石と同じく、電気的なエネルギーを蓄えてもおかしくありません。ですが、石ほどはっきりした効果は出ません。炭素や水素が小さくて、電子が蓄えられないのかな?また、繊維状の構造で、石みたいに結晶じゃなかったり、ヤニなど別の物質が混ざっていたりするせいもあるかもね(^^)
木の特徴としては、とにかく効きが穏やかです。出力が小さいとも言いますが。。。
結晶構造じゃないので、エネルギーを込めてみてもどんどん入っていく感覚は少なく、むしろ紙のようにゆっくりしみ込みます。紙も木も、植物の繊維だから似た感じなのかな?ですが、ヤニなど別の成分があるせいなのか、紙の護符よりは出力が大きいなと感じました。
護符にするならどうするか
というわけで、私のサンプルしかありませんが、木のビーズも護符として使えそうだと感じております。使うならネックレスでしょうが。。。←出力が弱いので量がいる(^^;)
ただし、それが体質の弱い人にマッチしていることもあって、50㎝くらいのネックレスでも効くだろうなとは思っております。また、ヤニ効果か邪気を寄せ付けにくいようなので、いちいちコンロで炙らなくても連続使用できるぞ(笑)石だとすぐ邪気がたまっちゃうので、定期的にコンロなのよね。。。
ですから、もし石で体調が悪くなってしまう方は、木の護符を一度お試しください。効果については、順次上げていきたいと思っております。また、今回使用した紫檀のビーズですが、問屋さんのケンケンジェムズで購入しました。ここは、ウッドビーズの種類が割とあるのと、留め具も一緒に売ってます。
なお、1粒使いも試してみたのですが、私だと出力が足りないかな?と思いました。
おまけ
検証に使ったネックレスの作り方(紫檀)。翡翠の方も、基本は同じ方法で作ってます。
連(糸でつながった状態。1連は40㎝くらい)の糸を切り、お盆などにビーズを用意する。
留め具の丸カン(輪の部分)に、真珠用絹糸を結びつける。糸の長さは2mのネックレスなら、4m60㎝は必要。
中心をずらして糸の端と端を結び、2本どり状態にする。
あとは、ひたすらビーズを通すべし(笑)
終わりの処理は写真を撮ってませんが、留め具のもう一方の丸カンに糸を結び付け、通したビーズの間をくぐらせて、5㎝くらいのところで玉止めして、さらに5㎝くらいビーズの間をくぐらせて糸を切ります。
パワーストーンとかを作る際も絹糸をテグスやオペロンゴム、真鍮線に変えれば、割と使える方法ですよ(^^)
参考になるか分かりませんが、ヤバいくらいの長文になってしまった(^^;)
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