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  1. 注意喚起

「こっくりさん」は中途半端な召喚魔術、と思われる。

さて、ダウジングを調べていたついでに、こっくりさんについても、気づいた点を掲載します。たぶん、これを読んだら一生、遊び半分でこっくりさんはできない、はず。。。

こっくりさんとは

東洋大学のサイトで、信頼できる研究が掲載されていました。→こちら

これによれば、こっくりさんはアメリカから入ってきた「テーブル・ターニング」という降霊術をまねたもので、日本では明治時代以降、さかんになったようです。そして、明治時代には、筋肉の無意識な動きで、こっくりさんの不思議な現象が起きることが分かっていたようです。

日本古来のものじゃなかったのですね。

方法としては、神に鳥居、はい、いいえ、五十音、0~9を書き、鳥居に十円玉を置いた状態からスタート、呪文を唱えてこっくりさんを呼び、「はい」に動いてもらったら、質問スタート。
(一番霊感のある人に乗り移らせる、という地方もあるそうな)
こっくりさんに質問すると、十円玉が動いて答えを教えてくれる、というもの。そして、質問が終わったら、呪文を唱えてこっくりさんに帰っていただき、使った紙や十円玉を処分して終了、というもの。権現さん、エンジェルさん、最近だとチャーリーゲームなど、全部同じように、霊を呼んで答えさせる、というものなのです。

ただし、多くの記事では低級霊を呼んだり、たまに悪霊が来たりするせいか、事故例が掲載されていました。また、70年代には、遊び半分にやった子どもがおかしくなる事例も出ており、学校などでは禁止された、とのことです。

特徴として、霊を呼んで答えさせる、事故が多い、無意識な筋肉の動きを利用する、と言ったところでしょう。

こっくりさんと召喚魔術の共通点

私は、こっくりさんをやったことはありませんが、記事や事故例を読んでいて、気になったのが召喚魔術との共通点です。

  • こっくりさんを呼んで答えさせる→魔物を呼んで使役する
  • こっくりさんを返す→魔物を退去させる
  • こっくりさんの暴走→召喚魔術の失敗により、魔物に取り憑かれる事故例に似ている
  • 呼んだ魔物に復讐される→術師が魔法円の外に出たときの事故に似ている

うん。これ、召喚魔術そっくりだ(°△°川)
しかも、自分たちの身を守る魔法円もなければ、魔物を縛る制御ゾーンもなく、防御用のシルバーリング、剣(アサメイソード)もない。おまけに術者は未熟ときた。そして、その術者の未熟さをカバーする、魔物への目隠しも使われてない。さらに、呼ばれる魔物が何者か、分かってないので、対処法や供物も準備できないわけで。

そりゃ、事故るわ(^^;)

より安全な方法が確立していて、何を呼び出すか、ちゃんと分かっている召喚魔術でも事故るのに。。。というわけで、全国の保護者の皆様、絶対に、絶対にこっくりさんはダメです。

なかには、遊び半分で廃寺とか、廃墟でやらかす子もいますが。。。そんなことしたら、人生終わります(笑)というか、ただでさえ緊張状態に置かれる分、降霊術は集団ヒステリーや、精神に変調をきたしやすいのに、こんな魔術くずれみたいなこと、絶対にしたらいけません。
youtubeでも、tiktokでも、こっくりさんやそれに類する降霊術を、面白半分でやる人が後を絶ちませんが。。。悪霊は、簡単に電話回線を超えます。つまり、見ている人間にも影響が出る可能性があるので、見るのもダメですよ(^^;)

こっくりさんを見た、やった場合

怖い事故例は死ぬほど掲載されていますので、ここでは割愛しますが。。。こっくりさんを目撃した場合、その場に集まってきた低級霊、悪霊が、いたずらしてくる可能性があります。というわけで、見た場合でも、できればお祓いに出かけてください。

やった場合は、精神に変調が出ていないかを調べ、出ているようなら、精神科を受診します。お祓いで済めばよいですが、トランス状態から変な精神領域に入っている可能性もありますので。。。一応病院ですね。

さらに、こっくりさんが退去しなかった場合、術者の姿が見られていなければ、無理やり元の場所に追い返す方法もあります。が、ほとんどの場合は、厳しいかと思います。魔物は、自分より格下の存在に使われるのを憎みます。つまり、未熟=格下の相手とばれている時点で、報復されかねない。
ですから、退去しない場合は、寺社のお守りを持たせ、体に般若心経を書くなどして、なんとか魔物をやり過ごすしかないでしょう。
(お不動さんや、愛染さんの真言を唱えるのも、効果があると思われます)

というわけで、こっくりさんは召喚魔術の中途半端バージョンではないか、というのが私の考えです。ちなみに、悪魔召喚についても記事を書いておりますので、違いを見比べてみてください。(絶対にやらないでね!!)

見えない世界には、遊び半分で手を出すと、大変に危険な領域があります。ご注意ください。

遊び半分で肝試し→事故例
強すぎるエネルギーは危険
霊感開発は危険
悪魔召喚ダメ、ゼッタイ。
悪魔との契約について
悪魔祓いの現場を実況
ダウジングは危険
嫌いな人にお守りをあげると
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復縁魔術で親の命を代償にされる

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