小アルカナが場面の絵札か、器物の絵の数札か、それによって受ける印象を検証したの続編です。→前編はこちら
意外と多い質問なのですが「このカード使ってますが、タロット占いのサービスでマスターできますか?」というものがありまして、そりゃー「タロット」って名前がついてる以上、大アルカナ22枚、小アルカナ56枚(ときどきエキストラカードあり)が基本なんだから、この名前がついている以上、どんな現代タロットも基本は同じだよ。
ただし、それぞれが古典のライダー版やマルセイユ版をモチーフにして、独自の絵柄でアート的にタロットを作っているのだから、あまりライダー版やマルセイユ版から離れた絵柄だったり、神話とかをモチーフにしてたりすると、初心者さんは混乱するけどね(^^;)
検証結果
占う内容「今、サイトでやりたい事があるが、成功するか?展望は?」
①問題の焦点「ソード10(正)」
=試練の達成
②障害「太陽(正)」
=楽観的になり過ぎるな
③私「カップ8(逆)」
=人間関係に進展
④お金「カップキング(正)」
=安心せよ
⑤周囲「ペンタクル8(正)」
=安定するだろう
⑥最終的な展望「星(正)」
=まあまあ希望があるだろう
①問題の焦点「恋人(正)」
=決断せよ
②障害「ワンド5(正)」
=自己研さんを重ねよ
③私の状況「カップ6(正)」
=人に与える
④お金の状況「ソード8(逆)」
=窮地は脱する
⑤周囲の状況「ワンド9(正)」
=勇み足に注意
⑥最終結果「ワンドペイジ(正)」
=希望をもって頑張れる
いかがでしょうか?弱冠離れていますが、とくに⑥がほぼ同じで、他も遠からず似た意味になっているの、お分かりいただけるでしょうか?
易の妙味
このように、デッキや占者が変わっても、ほぼ同じ結果になるのがタロットです。これは、卜術と呼ばれる易、ルーン、ルノルマンカード、トランプなど、基本的にみんな同じなのです。不思議なことですが、占いは皆そういう傾向があります。
きっと、潜在意識が感じ取っている未来はほぼ一緒なのでしょうね。(まあ、大アルカナの位置から、どこに焦点を置くべきかは弱冠変わってきますが)
なお、占者が同じならこのように、タロットが変わってもそんなに変化が無いように見えますが、占者が変わったらどうなるのか?これは、人によって確かに重点を置く場所は代わりますが、プロが3人で読んだら、だいたい結果は同じになります。頂上が同じで、アプローチの仕方が変わるだけですね。
アプローチは本人の経験による部分も結構ありますし、そこは個人差でしょう。それでも、要所要所は全員一致するから(^^;)
マジキモイ(笑)
これを「易の妙味」なんて呼ぶのですが、熟練したプロならではの「キモさ」かなと思っております(^^;)ですから、逆に言えば結果がいろいろとブレてる時点で、その人たち本当にプロ?と聞きたくなりますね。まあ、お客様が全く同じ言い方で相談してることが条件だけど、プロなら言ってないことまでぴったり当てるしな~(^^;)
タロットは皆シンボリズムですから、むしろブレたらおかしいのです。(このため、私はタロットは「潜在意識のリトマス試験紙」「潜在意識に相談」と呼んでおります。まあ実際紙だ(笑))
ですからタロットは何を使ってもいい、という話でした。
え?初心者はライダー版?
いやいや、教えるならその方が楽だけど、シンボルに対する経験って人によって違うから、結局合うタロットなんてみんな違いますよ。実際ライダー版使ってるせいで上達しない初心者は山ほどいますし。ただし、最初からアレンジタロット使うと苦労する可能性は高いので、こちらを参考に、お好きなものをお選びください。
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