霊能者あるあるですが、「お金を受け取ってはいけない」というものがあります。神様はお金嫌いなんじゃないか?なんて書いたことがありますが、まともな霊能者さんは「あまりもらうと力が落ちるから」といって、お金を受け取らないことが結構あるのです。
でも、単なる占い師さんは巨額もらってても問題ないし、魔女系・魔術分野の人も力が落ちない。道教の人も問題ない。日本の神仏系の人だけが、お金をもらうと力を落としてしまう。。。(野菜だと問題ない)
なんでだ?
また、霊能者さんでまともに活動してたのに、ある時から急にゲスくなったり、非常識になったり、変な仲間とつるんだり、霊視やらなくなったり、羽振りがよくなってそれを誇示してきたり(詐欺商法で儲かった人みたいですね)。。。堕落したとしか思えない方もいたりするんですよね。
というわけで、そういう現象がどうして発生するのかについてです^^
霊能者は常に攻撃される
キラキラ、ふわふわしたインチキスピだろうが、まともな霊能やってようが、霊能者を名乗っていれば、化け物とか、人間の念とか、アカンものから攻撃を受けるのは宿命です。霊感開発やると危険だよ~なんて書いてますが、そういうアカンものを自分で追い払えないと、この世界では最悪死にます。
社会貢献のつもりのアホな霊能者なんかは、霊視がちょっとできるくらいでこの世界に入ってきちゃったりしますので、本当に危険です。
で、お客様に取り憑いている霊に憑依されたり、邪悪な念をもらったり、エンパス関係の方にたまっていた人間の感情でやられたりして、私のところに駆け込んでくるわけで。
まあ、取り憑いちゃったものを何とかするのが仕事ですから、そりゃーアカンものを取ってばかりなら自分が取り憑かれることもあるわけで。
そういうものと戦って、神仏を拝んだり、修行を怠ったりすると、あっという間に自分の霊格も霊力も落ちます。また、悪魔なんかを追い出した場合、相手はちゃんと自分の顔を覚えてますので、普通に報復されたりするわけですね^^
そういうものとの闘いに勝ち抜けず、だんだん力を落としてしまうことは、よくあります。
また、お金にはアカンエネルギーがついていることも結構あります。
ですから、お金をもらい続ける=アカンエネルギーをもらい続けることになるわけで、そりゃー自分が祓える以上にもらってしまったら、力も落ちますわなw
(おうち銭洗いを推奨しているのは、こういうところもあります。)
お金もらってもエネルギーが落ちない場合
じゃあ、どうして西洋とか、道教系ではお金をもらっても大丈夫なのか?
それは、文化の違いですね。
日本の神道はとにかく「穢れ」を嫌います。心身を正し、穢れ=邪念、血、死などを避け、心正しく清く生きなさい、という教えなのです。日本の神様がそういうエネルギーを持っているとも言えます。あと、日本の神様は移動しないからお金いらないしねw
しかし、西洋や中国では、禊や穢れについての考えはあるものの、日本ほど厳しくありません。中国については、人間が神様になってることもあり、さらに中国の神様は移動しまくりますので、そりゃーお金がお供え物になってても、何も不思議ではありません。(だから、中国の霊符はお金をもたらすものも多い)
西洋は、お金に関する術自体はあまりないのですが、悪魔召喚では、人間の欲望を叶えるため、結構お金に関する術があります(だからってやらないでね^^)。
また、占い師がお金もらってて平気なのは、人間の仕事だからです。単なる職業なので、お金もらっても通常の仕事の範囲でしかない(笑)
お金は病んだ部分を引きずり出す
そもそも、お金って何かといわれれば、物を手に入れるための手段なわけですね。だから、選択肢を増やしたり、苦痛や死、病気を避けたりするために、みんなお金を欲しがるのです。
で、交換手段のお金には罪がないのですが、何を交換するかは人間の判断ですから、不健全な欲を叶えるためにも使われると。
お金で人が卑しくなるのは、卑しい欲を叶えることが可能になるからです。で、そういう人間を見ると「お金を手に入れると卑しくなる」という刷り込みができて、お金から遠ざかろうとすると。そして、お金いらないと潜在意識にインプットされ、貧しい生活が是だと思ってしまうわけです。
ですが、普通に生活している限り、お金がないと肉体が維持できません。
だからいらない苦労をするわけですね。
でも、この場合お金が悪いのではなく、卑しい目的を律せない人間性に問題があるので、そこを切り離して考えないとアカンわけです。また、お金を手に入れた人に対する嫉妬から、こういう卑しさモデルだけが独り歩きすることもあります。←財団作って社会貢献している実業家もいっぱいいる
というわけで、お金をもらうことがアカンのではなく、卑しい欲を律せないこと、アカン念を排除できないことが問題だとお考え下さい。だから、一般人は銭洗いしながら、ちゃんとお金をもらってよいのです。しかし、霊能者は神様に仕えるかぎり、自分の分に過ぎたお金はもらったらいけません。そういう意味では、霊能者は兼業の方が活動しやすいかもしれませんね。
神様の常識と人間の常識は違う
では、非常識な霊能者はどうして出るのか?
答えは「神様の常識と人間の常識が違う」からです。神様は、離れた場所でも簡単に「行ってこい^^」と指定してきますが、人間は物理的な限界がありますから、そう簡単にはいきません。で、専業でそういう神様の仕事ばっかりしてたり、持ち込まれる案件(常識だと考えられないものも多い)をやってたりすると、いつの間にか本人の常識もずれてきてしまいます。
さらに、霊能者は批判されにくい環境にいますから、余計でしょうね。←本物だけど扱いにくい性格の人が多いのはこのせい
また、低級な奴らや、魔物に騙されてる場合もあります。
魔物に騙されてる人ほど「私の守護霊は天照大神」「私は神の使い」なんて畏れ多い事言いますので、言われたら全力で回れ右してください(笑)
私が仕事辞めないのは、こういう事情もあります(笑)辞めたら全力で極端に行く自信があるw
堕落しないために
というわけで、霊能者の堕落は珍しい話ではありません。落ち続ける霊格を維持し、持ち上げ、自分の欲や醜さを見つめて律し、世間の常識を失わない。これができないと普通に起きます(笑)
つまり、あらゆる意味でニュートラルかつ自分に厳しくないと、仕事を続けられないわけですね。
はじめから分かってないインチキ霊能者は論外としても、続けるだけでこれだけ厳しい仕事って、なかなかないと思うのです。←だから、霊能者になりたくてなる人ほど信用できない
プロの方は、ぜひ自分に厳しく、世間の目をちゃんと持って活動しましょう。
そうでない方は、おかしくなってきたな?と感じた霊能者からは回れ右して、惑わされないようにしましょう^^
2020年1月19日追記
「上流階級バイアス」という言葉があります。自分の地位が特別であること、お金をもらうことが悪でないことを吹き込むと、どんな地位の人でも傍若無人になるという実験がありますが、お金をもらいすぎたり、ちやほやされたりすると、この上流階級バイアスによって堕落するのではないか、という説が浮かんできました。
これについても、書きたいものです(笑)
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