記事を見ていまして、「そういえばスピ関係の基礎知識って記事書いてないよなー」と思いましたので、更新していくことにしました。意外と「それは知っとるやろ」と思っていた事が一般的でなかったことに気づきまして。。。
スピリチュアルの目的
さて、「スピリチュアルの目的」ですが、こちらの記事でもちょっと書きましたが、「神様や目に見えない存在への信仰や畏敬から心の平安を得たり、人間としての資質を向上させたりしていくこと」です。
数ある修行も、そのためのものです。
ＷＨＯ憲章に盛り込まれようとして議論されている「霊的健康」も、宗教や信仰に関してのものですし、英語で「She is spiritual.」といえば、人間として優れていて霊性が高い人を指します。つまり、日本で言われている「スピリチュアル」は、意味がおかしいことになりますね。
じゃあ、日本のスピって何なのか？
あれは「オカルト」と申します。←これ何回も書いてるので、「またか」な人ごめんなさい(^^;)
つまり、守護霊だろうが先祖供養だろうが、イタコだろうが占いだろうが術だろうが、龍や天使やソウルメイトや、ヒーリングにパワーストーン、思念伝達やら子宮系メソッドに至るまで、すべて「オカルト」。そうです。90年代位に流行った怪しいアレ(笑)
え？そんなことない？
いいえ、本当にスピリチュアルなら、神様だけでなく人との交流が進んでいきますし、心が平和になるので何もなくても幸せを感じられるようになります。あなたの頼ってるメソッドはそうですか？
おそらく、ほとんどのスピメソッドはこの時点で脱落します。
正しいスピリチュアルとは
じゃあ、正しいスピリチュアルって何なのか？
近所のよく手入れされた神社やお寺、その他宗教施設に習慣的にお参りし、家や身の回りを整え、周りと仲良くして日々見えない存在に感謝しながら笑顔で暮らす。これがスピリチュアルです。
ですから、大部分の方はこれがきちんとでき、神様に恥ずかしくない態度をとって生活出来てれば、それだけで平穏無事に暮らせると。
ですが、自分本来の運や、家系的に弱いところがあったり、因縁があったりして不幸な目に遭いやすい人や、どうしても叶えたい願いがあるときに(生半可なものではありません。首ととりかえっこでも叶ってほしいもの)、やむなく手を出すのがオカルトです。
つまり、術と信仰を混ぜたらダメだってこと。
まあ、ゲン担ぎなどの民間信仰くらいなら害はないでしょうが(プラシーボ効果+心理的な安定)
占いについては、19世紀くらいから日常化されてきたので、そろそろ民間信仰に入れていいとは思いますが。イギリスとかじゃ思いっきり使われてるし。
インチキスピが蔓延する理由
じゃあ、どうしてこんなにスピリチュアルが広まったのかというと、昔ながらの信仰が消え、オカルトについての知識も伝わらなくなってしまったがために、「思うだけで叶えられるすごい術があるらしいぞ！」「何もしなくても今すぐ幸せになれるって！」と、業者の宣伝文句に踊らされてしまったわけですね。
まあ人間、めんどくさいのは嫌ですから(笑)
とくに心が弱ってくると、判断力落ちますしね(^^;)
でも、その業者さんも自分には効果あったかもしれないけど、医学的・科学的な証拠ってどのくらいあって、再現性どのくらいなんだろ。←私の霊感鑑定は科学的根拠はゼロですが、再現性は60%くらいです。
この点いかにもよねー(笑)
というわけで、スピリチュアルの目的は「神様や目に見えない存在への信仰や畏敬から心の平安を得たり、人間としての資質を向上させたりしていくこと」 。本来は特別な方法は必要なく、お金もほとんどかかりません。ですから、「ご利益」をうたって高額な金額を請求したり、「術による跳ねかえりはありません」とかいって人様に術かけたりする人は、無視で。
どうしてもの場合は「最悪効かなくても仕方ない」と思ってやりましょう。
思念伝達や悪魔召喚、霊能と占いの違いついても記事書いてます。
健康の定義について←公益社団法人日本ＷＨＯ協会。参考に。
スピリチュアルの基礎知識
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