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  1. タロットの使い方

卜術の問題点

タロット、ルーン、易、ルノルマンなど、絵や文字を使った占い、卜術(卜占)。お好きな方も多いのですが、問題点もありますので、注意が必要です。

というのも、卜術は基本、一問一答形式でしか、答えが出せないことが問題なのです。

以前、「彼の気持ちは占うな」と書いたり、ちまたで「同じ質問で占うなら、間隔を空ける」と言われたりしておるのは、この辺が理由です。変わりやすい状況を扱ったり、同じ質問を何回もしたりすると、1つの事に対してたくさんの答えを得ることになります。

それは、簡単に言えば「同じ人に、何回も同じ質問をして困らせている状況」。

最初は快く答えてくれていた人も、何回も同じことを聞かれたら、うんざりして答えがテキトーになっていきます。なぜか、タロットも2回目、3回目になると、テキトーな配置になっていきまして。。。(^^;)ですから、同じ質問を何回もしてはいけないのは、1つの事に対する判断材料がめっちゃある=混乱するから。そして、そういう時ほど最初のカード配置が、がっつり当たる訳です(^^;)

なんですが。

それ以上にヤバイ問題点が存在するんだな~(^^;)

それが「過去に起きた現象を振り返れない」こと。
卜術は一問一答だと申しましたが、「今、ここ」で起きている問題しか、占うことができません。まあ、過去を鑑定する方法はあるのですが、あくまでも本人が認識できる問題点しか見つからない。つまり、本人が気づいてない問題点とか、過去の出来事とかは、たとえその問題と密接につながっていても、無いものにされてしまう。

で、死角から出てきた大問題で、エライ目に遭うと(^^;)

一例をあげるなら、「この財布を買ってもいいか?」と占って、答えが「YES!」だった。でも、実は今月、高価な買い物をすでにしていて、金欠状態だってことを忘れていた。で、占いでOKが出たので、財布を買ってしまった。。。お金がない!どうしよう。。。
といった感じです。
人の話だと「アホか!」ですが、自分だとなぜか気づかない(笑)

ですから占う人間や、アドバイスする人間に「過去を振り返る力」がないと、失敗します。

とくに、恋愛占いだとそういう傾向強めなんですよね~(^^;)
(占う方も、占われる方も、現在の相手の動向ばっかり見ている→過去、相手がどのように行動していて、どういう状況だったかを忘れているから)

以前、直感力の正体=ひらめきと申しましたが、ひらめきは、現在に属する能力です。過去の膨大な情報から判断してますが、あくまでも、属性は現在。判断力も、基本的には現在です。つまり、現在に目が向きやすいのが、卜術なのです。
だからこそ、過去を振り返るツールが必要です。←占ったら「ノートに記録しろ」と言われるのは、このせい
また、過去を振り返るだけでなく、今設定している条件が正しいか、見えてない条件がないか等の精査が必要なのです。それには、客観性がひっじょーーーーに、大事になる訳でして(^^;)

頭に血がのぼっている状態で、恋愛占いなんかやったら、ねぇ(^^;)

というわけで、卜術は一問一答方式だからこそ、見えてない条件がないか、よく整理してから占う必要があります。つまり、準備や振り返りがとっても大事ですよ(^^)という、アタリマエすぎる結論でございました(笑)
大事な人のことを占うときも、頭に血がのぼりやすいので、注意しましょう(^^)
(それを落ち着かせるのも、占い師の役割だったりはする)

あ、そうそう。
振り返り能力を高めるには、仮説を立てる理科の実験とか、概観を述べる歴史の記述問題とか、とってもおすすめです(^^)ということで、このサイトでおなじみ「歴史と科学を勉強せい」というオチでした(^^;)

面白くな~い(^^;)

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