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  1. スピリチュアルの基礎知識

自殺者を霊視したら見えたもの

わたくし、知人を自殺で亡くしたことがございます。

ある日、突然「ナカシマ君(名古屋に多い苗字に変えております)亡くなったから。自殺だって」と言われまして、お葬式も火葬も済んでしまったと。そんなに親しくないけど、一応知らない人ではないし、1か月くらい前には普通に話してましたから、なんだか現実感がない。

いやいやいや、ウソやろ。

ナカシマめ、ホントはどっかほっつき歩いとって、そのうち登場するんやろ?悪い冗談は親が泣くぞ。

そんな風に考えていたのですが、ふと思うところがあって霊視してみたのです。そしたら、頭から血を流して血まみれで、真っ暗な世界を這いずり回ってるナカシマ君が見えました。。。
で、「そうだよね。自殺って罪だもんね。そりゃそうなるわ」と妙に納得しつつ、もうナカシマ君がいないことに急な虚無感を覚えました。

自殺者はどうして自殺する?

世の中、多額の借金を抱えても自殺する人と、そうでない人がいます。あらゆる宗教で自殺が罪とされているのは、内なる神を殺す、世界の調和を壊す行動だからですが(霊的にもそういう解釈をします)、それだけで抑止できないものです。

心理学的に悪い条件がいろいろと重なった結果、自殺に踏み切ってしまう方も結構いるのですが、霊的にはあの世に引っ張られたり、新月や夏至冬至など、エネルギー的に大きな場所で霊的に耐えきれなかったり、が多いです。心理的なものや、悪条件は引き金にすぎず、もうあの世に行く流れができちゃってる状態ですね。

個人的な感想ですが、自殺される方は、どれだけ頑張っても阻止できません。

引っ張られる力が弱かったり、あの世に突っ込んでしまった足が引き抜けたりすれば、こちらに呼び戻して正気に返らせることもできますが、むしろ阻止できる方が稀かな?

とはいえ、自殺を阻止することは、多くの悲しみを防ぐことにつながりますので、止めるわけにはいきませんが。

自殺者はどこへ行くの?

自殺が罪である以上、多くの場合自殺者は、その場にとどまるか地獄に行くか、どちらかです。だいたいは、真っ暗な世界をさまよっていますね。

そして、飛び降りなら顔が潰れた状態&血まみれで這ってたり(骨折してるからでしょうか)、首吊りならすごい顔で宙を飛んでたりと、たいがいはエグいビジョンが見えます。いっとき硫化水素自殺が流行りましたが、その新聞記事の方に照準を合わせて霊視してみたら、真っ暗な中でむせてました。あれは怖いだろうな~。

というわけで、真っ暗な世界で永遠にさまよい、かつ自分では成仏が難しいのが自殺です。この真っ暗な世界は個地獄(個別の地獄)じゃないか、なんて思っておりますが。。。

ナカシマ君の場合は、とりあえずその場所(どこか分からんが自殺した場所)から無理やり遠隔で連れてきて、おぶさってもらって連れ帰りました。ご家族が供養するとはいえ、死後の裁判には知人の供養も有利に働きますから、ナカシマ君用の依り代を作ってそこに取り憑かせ、1か月くらい朝晩手を合わせました。←マネしちゃだめだよ!!

ちなみに、死後の裁判は本当にあります。

といっても、閻魔様がいて裁判されて~という流れというよりは、真っ暗な世界で自分の行いをずっと見せつけられ、それによって動いた感情と、持っている罪の重さで輪廻転生に流される、といった感じです。騙されて地獄に叩き落されたりとかも普通にしますので、宗教などで死者が安全にあの世に行けるよう、祈願したり指南したりする本があったりするわけです。(葬式や法事で読むお経もそうです)

話を戻しますと、ナカシマ君は30日ほどうちにいまして、ある日依り代から抜けておりました。ご家族が心配になったかな?霊視してみると、実家に立派な仏壇ができていて、そこに入っておりました。

なお、ご供養は血縁者がやるのが一番です。地域の習慣に合わせた普通の供養でいいですから、一通りのことをして、あとは朝晩手を合わせてください。詳細こちら

自殺への対応(簡易版)

というわけで、自殺者は真っ暗な世界にいるわけですが、霊能者や坊さん・神主さんが頑張ったところで、そこから一瞬で助け出すことはできません。また、宗教家や霊能者が頑張って供養するより、血縁者が毎日手を合わせたり、思い出したり、好物を食べてあげたり(これも供養)と、日々コツコツ供養するほうが、よほど効果が出ます。

ですから、まず「自殺者が苦しんでます」は正解ですが、「上にあげますから料金払ってください」という霊能者は断ってください。とくに、理由もわからず亡くなってしまった場合、こういう人にすがりたくなるものですが、ほぼインチキです。(一瞬で魂ごと消滅させる人もいるにはいるが、それを供養とは呼ばない)

また、今は本人も苦しんでますが、地道に供養していくと、ちゃんと上にあがれます。供養は生きてる人が、亡くなった人と別れるためのものでもありますから、その意味でも一瞬で終わるわけはありません。

一般的な自殺防止については、まず自殺を考えている兆候を見つけたら、とにかく一人にしない、なんなら緊急入院が効果を奏します。メンタルヘルスの専門分野では、家族の了承をとって入院させるようですね。霊的には、この段階はあの世に行こうとしてる人を、無理やりこちらに引っ張っている状態です。ですから、長く続けば周りも疲弊しますし、ずっとこの状態ではいられません。むしろ、何とかこの世に引っ張っている段階で、別の手段(医師の診察など)を講じる必要があります。
そして、自殺はちょっと回復してきた頃が一番危ないですから、「もう大丈夫かな?」と思った時ほど一人にしたらいけません。

亡くなってしまった場合は、とにかく連鎖自殺を起こさないことが一番大切です。力になれなかった罪悪感や無力感から、次々に関係者が亡くなってしまうこともありますので、関係各位のカウンセリング、ケアを徹底してください(産業医に見せたり、医療カウンセリングに通ったりがおすすめです)。

自殺してしまった方は、あの世に引っ張られてしまうことがほとんどですから、もし身近な方が亡くなった場合、あなたのせいではありません。(モラハラや暴力を振るっていたり、いじめていたりした場合を除く)
ですから、もし身近な方が亡くなってしまった場合は、よく心身を休め、まずはご自身の気力を回復してください。そして、存分に悲しんで、供養に向かってください。どうか、ご自分を責めないよう、お願いします。

自殺者供養の仕方
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