毎日を「ちょうどよく」幸せに。

  1. スピリチュアルの基礎知識

自殺者供養のやり方

自殺者や不運で亡くなってしまった方の供養について。結構間違った方が多いので、紹介いたします。

  • 法事は人並みでOK
  • お位牌やお墓は地域の習慣に合わせる
  • 仏壇があるなら観音経か般若心経
  • お寺の写経も効果あり
  • 故人の好きなものを食べたり、思いだしたりも供養

こんな感じ。基本的にお寺のやり方と、地域の慣習に合わせればよいです。ただし、自殺者や非業の死を遂げた人ほど往生が大変になりますので、お経を読んだり、お寺に奉納したりすると功徳になります。→お経について

個人的には十句観音経という40字ほどのお経(正式ではないが)を唱えるのがおすすめですね。これなら忙しくても、毎日唱えられます。

なお、自殺者などの供養は本来、血縁者にしかできません。
霊能者が一瞬で上げるなんて芸当はできず、私自身が自殺した卒業生の供養をしたときも、家に連れて帰って1か月はかかりました。保護者が供養したおかげもあるのでしょうが、本来は他人が供養するのは難しい事。
お坊さんなど、修行を積んでようやっとある程度供養できるようにはなりますが、血縁者に比べればわずかです。

ですから「供養は専門家に」などと言わず、ちゃんとお仏壇で、ご自分の手でお経をあげていただきたいです。お仏壇がないなら、陰膳(亡くなった方のためのご飯を置く習慣)でも構いませんし、亡くなった方の好物を食べるのもOK。

とにかく、自分でできる方法をなさってください。

注意喚起:水子供養、自殺者供養

水子供養や自殺者供養で霊能者に高額な料金を請求されることがありますが、上記のような供養方法がご自分でできますので、こうしたサービスには関わらないことをおすすめします。

確かに、水子などはちゃんと供養しないと母親にまとわりつくと言われます。実際そうで、身勝手な理由で流してしまった場合などは、恨まれることもあります。
でも、子どもですから母親に甘えたいし、気づいてほしいだけの事も多いのです。(恨まれるとしても、大人ほどの思考はできません)

そもそも、家族だった自殺者が家族に祟る、水子が祟るといった概念は、うまくいかない現状を亡くなった方に押し付けているだけとも言え、とても身勝手な発想です。この場合、祟ると言うよりも気づいてほしい、供養してほしいといった感覚が主です。ですから、霊能者のすすめるご供養には乗らない事をおすすめします。

唯一お寺のご供養だけはおすすめできますが、それは、亡くなった方を鎮めるというよりも、「これだけやったのだから」という納得感を得られることが理由です。お葬式や法事もそうした生きている人間のためのものですね。
物の供養については、物への感謝を示すこともあります。

つまり、人様にやってもらうご供養はご自分の納得感。

本来は自分でやるのが供養。

このようにお考えくださいませ。

自殺者が苦しんでいる?

たまに、自殺者案件で伺うと、自殺者が苦しんでいるところを見かけますが、自殺が罪であること(割とどの宗教でもそうです。自分の中の神様を殺す、身勝手な理由で神様の意志に反することなどが主な理由)を考えれば、割と納得はできます。

が、苦しんでいるのは供養不足だから。

手を合わせてあげれば、だんだんよくなっていきます。

だから、霊能者が言う「自殺者が苦しんでいる」は本当ですが、だからといって高額な除霊や供養に飛び付かなくていい、という話ですので、ご注意ください。むしろ法事も供養も普通で結構です。ただ、毎日してもらうことが大事ですよ、とお考え下さい。

スピリチュアルの基礎シリーズ
自殺者を霊視したら見えたもの
お経について
社会貢献のつもり霊能者
スピやるなら宗教・歴史・科学
天使について
弁財天・お稲荷さんについて
守護霊について
性的少数者や障害者を無視するスピ
科学的知識を持った方がいい理由
無知なスピ記事を書くと…
自閉症や不登校は霊障ではない
相手の心が筒抜けになる時…
「この人死ぬかもしれない」への対処
神社とお寺のお話。騙されないために
水子は祟らない

管理人の提供サービスはこちら
管理人の雑多Twitterはこちら
管理人のメアド:forms@spirialcare.com

関連記事