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  1. スピリチュアルの基礎知識

霊能者はいかにして、霊能者になるのか

2018年にこのサイトを始めたとき、私は「霊感持ち」と名乗っておりました。
小さい頃から素養があったとはいえ、愛知県に引っ越してくるまで、神社に通うことすら稀だった人間が、霊能者を名乗り、神仏の仕事をするなど不敬もいいところだったからです。

が、時は流れて2023年。

医者志望の、ただの「霊感持ち」が霊能者を名乗り、公然と術をやってのける。この矛盾はどこからくるのかを探るとともに、霊能者の「呼び出し」について語りたいと思います。

呼び出しとは

この言葉自体は、平成前半に発刊された浜たかや先生の『龍使いのキアス』から拝借しました。作品中では、「モールの巫女」と呼ばれる世界中から尊敬される巫女集団は、海からの「呼び出し」を受けて本来の自分の姿を取り戻し、以後、その本来の自己に従って世界に有益なものを作り上げていく、という設定があります。

これと同じように、霊能者として働く事になる人間は、ある時点で「呼び出し」を受けます。

それは、地元の寺社であったり、自然の場所だったり。

呼び出された人間は、それまでの人生に関係なく、神仏の道に入る事を余儀なくされます。そして、自分自身の「場所」と呼ばれる自分と世界を結び付ける場所を得て、霊能力を使い、人々のために働くことになるのです。その仕事は大変つらく、堕落したり、本来の自己を取り戻せなくなったり、亡くなったり、様々な弊害があるのですが、止める事は許されません。

ただ、神仏の前に己を投げ出し、神仏と人、自然界、現世との橋渡しをすることになるのです。

そして自分の利益など吹き飛んでしまうほどの、巨大な世界と対峙します。

霊能者の場合は、「場所」と呼ばれる自分にとって世界と繋がれて、エネルギーをもらえる場所に導かれ、そこで力を得て世界と対峙することになります。私の場合は浜松市の「中田島砂丘」ですが、これがまた7月の正午近い時間帯に行かないといけないので、砂で足をやけどするんですよ(^^;)
すんごい痛いですけど、それでも歩みを止めることは許されず、力を得て帰る際にも、障壁があるという地獄みたいなヤツです(笑)

こうして力を得た霊能者は、人々を助け、日本や世界を安寧に導くため、日々の修行に明け暮れることになります。。。たまにサボりますが(笑)

3年たたずに堕落する霊能者

一般的に、占いや霊能をやる人間の賞味期限は3年といわれます。

それを過ぎると、堕落したり、使い物にならなくなったりして、本来の神仏の役割を果たさなくなるといわれるのです。昔、「霊能者が堕落するとき」という記事を書きましたが、どんなにマジメでしっかりした人でも、3年たたずにダメになってしまう事が多い。このため、半年前は大丈夫だったのに、現在はインチキ霊能者としてカウントしないとダメな人も出てきます。

さらに修行をサボる方だと、1年もたない場合も出てくると(^^;)

そんな人によく、神仏の仕事を任せようと思ったものだなと思いますが、神仏が見ているのは資質ですから、実務能力は運なところもあります(^^;)

とはいえ、神仏も仕事を肩代わりさせる必要があるので、人間に能力を授けたり、加護を授けたりして仕事をさせるわけですが。。。長続きする人間ほど、その辛さ、重さ、この世界のネガティブや業の根深さを知ってるので、イヤイヤやってると(^^;)
そして長くなると、神仏の偉大さとか世界の仕組みとかが見えて来て、さらに人間の欲望や破滅のパターンも類型化されてくるので、まぁー世界が嫌いになってしょうがない(笑)

仕事内容によっては、ヘタしたら死ぬしね(^^;)

おまけに日本の神様はお金が嫌いらしく、神仏の仕事でお金を取ると、罰が当たります(笑)

ですから「儲からない」「危険」「きつい」のMKKかつ、個人事業主として費用は自分持ち、という大変な仕事なのが本来の霊能者なのです(^^;)言ってて悲しくなりますが、私の場合、仕事内容によっては野菜などの現物受取のこともございます。

それにしても、「呼び出された」霊能者ですら3年で使い物にならなくなる例も多いのに、よく自分から参入するなと(^^;)過去には「社会貢献のつもり霊能者」の話も書きましたが、「自分の能力を人のために役立てたい」なんて理由で参入して、神様が本気にしたらどうするんだ(笑)←間違いなく、ボロ雑巾のように使い倒されて、衣食すらままならない放浪生活が待ってます(笑)

自分から霊能者になることは可能か

霊能者が「呼び出し」によるもので、自分からなる事が出来ないとなると、巷の「自称霊能者」はほぼ全員が嘘つきということになってしまいますが、、、(^^;)自分から霊能者になったとか、修行の結果として霊能力が開花するとか、そういうことはございます。

昔、「霊感開発は危ないから絶対やるな」と書いたことがありますが、師匠がついていれば、たしかに霊能力の開発も不可能ではございません。また、霊能者になる方は本物、ニセモノ関係なく、ほぼ例外なく悲惨な経験をしており、そこから神様の道を志す方が出るのは、ある意味普通かもしれません。

ですから、「可能ではあるが推奨しない」とお考え下さい。

ただ、神仏の仕事には自分がどれだけ望んでも、神仏が受け入れてくださらない、いわゆる「縁がない」こともよくあります。ですから、縁と素質があれば、俗人で初詣以外、寺社にすら行かなかった人でも霊能者になることはできますが、素質があっても縁がなければ、この仕事に入ることはできません。
また、縁があっても素質がない場合は、早々にポイされることもございます(^^;)

(神仏から役目を与えられたが、役目が終わっても活動を続けようとして、悲惨な目に遭った人もいます。ジャンヌ=ダルクとか、ジャンヌ=ダルクとかジャンヌ=ダルクとかね(笑))

ですから、楽にお金儲けしたいとか、自己顕示欲を満たしたいとか、そんな本音を隠して「社会貢献したいんです」と自己参入なんかしたら。。。そして、神仏が建前の方を認めたら、そりゃー厳しくって辛い仕事ばっかり入って来て、お金はほぼ儲からず、世間から後ろ指をさされて嫌な思いするよね(^^;)てのがホントのところです。

ですから、霊能者は「呼び出し」でなるもので、自分からなる事は不可能ではないが、やめた方が良い。なんなら死ぬ。とお考え下さい。

なお、この限りではない霊能者もいらっしゃるとは思いますが。。。どうも、聞いてると「呼び出し」パターンは多いな、と思っております(^^)

霊能者の堕落
霊感開発ダメ、ゼッタイ。
「場所」を持ち帰るボトル
令和直前の呼び出し
高次存在が降りてくる状況

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