先日、Twitterで聖天さんについて書いたら反響がありましたが。。。死人が出るレベルの話なので、注意喚起とさせていただきたいと思います。Twitter上では、「拝むな」って書いとるのに「ブログで取り上げてください(意訳:私のために拝み方を無料でブログに公開して、死人が出たら(不具合が起きたら)あなたが責任取ってください)」なんて人もいましたが。。。
マジで死ぬからやめろ(°言°)
聖天さんは、不浄が大嫌いなんや(°言°)
心が不浄なヤツも、無事な訳ないやろ(°言°)
という、「拝むな」記事です。拝み方について詳細に質問してきたり、「これは大丈夫ですか?」って質問には一切答えませんから、そのつもりでお願いします。
(過去常連さんも含む常連さんと、お問合せいただいて、こちらから返事をした方は除く。単純に知りたいだけって反論もわかるが、情報抜きたいだけの人の知的好奇心を満たしたり、生活を豊かにしたりするために、タダで1時間かけて記事を書く義理はない)
聖天さんとは?
聖天さんとは、インドのガネーシャ神が日本に入って来た形だとされます。大根が交差する形のシンボルをとっていたり、象の頭の男女神が抱き合ってる姿で表現されていたりします(歓喜天とも呼ばれます)。多くのお寺では秘仏とされることが多いみたいですね。
聖天さんといえば油浴で、油で像を清める秘術がありますが。。。やってる人の記事見たんだけど、拝むために下着まで新品にして、拝む前はお風呂に入って、全身全霊でやってるようです。当然肉や魚は絶ってるだろうし、失敗して怒りを買ったら、命はないだろうしなぁ。。。この時点で、中途半端にやっていい術ではないことは明白。
では、本家のガネーシャ神はどうか。
インドの写真で、象の頭で太鼓腹のガネーシャ神を見たことがある方は多いと思いますが、本家では広く信仰されている神様です。障害や不浄を取り除き、知恵、福徳を授け、願いを叶えてくださる神様ですね(^^)また、商売繁盛の神様として信仰されてます。←ガネーシャ神の像を置いてるお店とかありますよね。
面白いとこだと、占星術師が信仰することで、的中率を上げられるとか。
(だからって飛びつかないように)
ガネーシャ神はシヴァ神と、パールヴァティ―神の子どもとされますが、頭が象なのは母親の入浴中に訪ねて来た父親を家に入れなかったら、間男と勘違いされて首を斬られてしまったのだとか(^^;)で、最初に通りかかった象の頭をかわりにつけたんだそうです(^^;)こわーw
あとは、9月にインドではガネーシャ神のお祭りがありますが、不浄を海に流す行事がありまして。。。カルマを取り除いてくれる神様なんだそうです。
インドの神様といえば、仏法を守る神様として日本にも輸入されてきましたが。。。ウシャス神が摩利支天として戦争の神様になったり、サラスヴァティ―神が弁財天として蛇と習合したり、色々と変更が加えられてます。長い歴史ではしょうがないことですが、ガネーシャ神の場合は、不浄を嫌う日本の神様が極端になったような、そんな変わり方をしたみたいですね(^^;)
聖天拝みは短命
迷信だって考え方もありますが、聖天さんは大変極端な神様で、粗相があるとすぐ罰が下るといわれます。また、聖天さんの術には子孫7世代の幸福を全部自分に集めるなんてのもあります。強力な術だけに、失敗したらたぶんタダでは済まないだろうけど(だから具体的な方法を聞いて来ても、絶対教えません)。
その他にも、強力なかわりに使いどころが難しく、よほど願望なども絞り込まないと危ない術が結構あります。
もちろん、長いこと拝んでいらっしゃる方も多少いるみたいですが。。。
たぶんそれ、聖天さんに選ばれた方なんでしょう(^^;)
選ばれてもないのに、不浄も断ち切らず私欲で拝んで、罰が当たっても知らんぞ(^^;)←お寺とかで遠くから手を合わせるくらいなら、聖天さんも見えないからセーフだろうけど、間近でばっちり顔見られたらねぇ。。。
悪魔と比べてはいけませんが、悪魔召喚と同じくらい神経を使うし、失敗したときのリスクが大きすぎるなと感じました。少なくても、神仏を「都合よく確実に願いを叶えてくれる便利な存在」だと解釈して、あれもこれもと願ってるような人は無理でしょう(^^;)あと、魔術の時間指定や場所指定、材料の指定を面倒だからと守らず、自分の都合に合わせて改変してやっちゃうような人も、たぶんタダでは済みません(^^;)
そもそも、強力なエネルギーって毒になるからな?
また、叶える力が強い術や神仏ほど、祟る力も強いものです。
それだけ強力なエネルギーを持ち合わせてるってことなんですが、大きなお金を扱った事がない人に1億円持たせたら人生おかしくなるのと一緒で、大きなエネルギーを扱った事がないのに、いきなり扱わせたら事故ります。
免許がない人に車を運転させるより危険です(笑)
この失敗したときのリスクが聖天さんの怒りではなく、単なる魔術事故で、「聖天拝みは短命」が迷信だって考え方もあるんですよ。聖天さんの叶える力が強いから、術をひとりじめするためにそんな迷信を流したんだと。まあ、本家のガネーシャ神を拝んで罰が当たったなんてことはないし、本家は広く信仰されてますしね(^^;)
でもさ。
だったらなんで、聖天信仰がこれだけ知られてないの??
不思議ですね(^^)
(ほとんどのお寺も秘仏扱いですしね)
手を出してはいけない領域は諦める
ということで、聖天さんは手を出すなってことが分かっていただけたかと思います。そして、普段から修行したり、魔術をやったりしてない素人さんが、いきなり大きな力を持ってしまうと危険、ということも分かっていただけたかと。世の中、自分の手に負えない術は諦めたほうがいいものです。実力以上の術をやると体調崩すしね(^^;)
体調を崩すだけならいいけど、事故で足なくなったり、死んだり、周りがとばっちりで不幸になったりしたら、責任取れるのかしら??
まあ、欲出して自滅するのは構わないけど、周りの人が可哀想だしね。
ですから、大人しくガネーシャ神を拝んでいただき、ご自分のカルマを浄化していただければと思います(^^;)
詳しい方の記事がありました。→ガネーシャ神へのプージャー
リンク先でいきなり質問を浴びせかけたり、ガネーシャ神を都合よく願いを叶えてくれる召使みたいに扱ったりしないように。ガネーシャ神の誕生日はちゃんとお祝いなさるように。インドの方と同じように、敬虔にやってください。
この注意書きをちゃんと読んで取り組む方は、たぶん大丈夫ですが。。。自己チューさんは読まないですからね(^^;)←それこそ悪いカルマが積まれて、よけいに不幸になるんじゃないかと思いますが。
ともあれ、聖天さんには手を出すな。
ご注意ください(^^)
後編?→聖天さんが来た!
ウシャス神の難易度高いけど安全な術
弁天さんについて
布袋さんについて
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